１０月２７日～１１月９日は『読書週間』！
公益社団法人 読書推進運動協議会が中心となって開催している読書推進運動期間です。読書週間にちなんで、啓明館の国語科の先生がおすすめ図書・愛読書をご紹介します。
第2弾は逗子スクール 原田先生が登場！読書週間に、ぜひ先生のおすすめの図書を読んでみてくださいね！
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私がおすすめする一冊は、ブレイディみかこ著『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』です。昨年の夏、文庫本になったのをきっかけに手に取りました。中学入試にも複数校で出題されています。
イギリスで暮らす「ぼく」と友達の、中学校生活はじめの1年半を、「母ちゃん」の視点で描いたノンフィクション。
人種差別や貧富の差がある集団の中で「ぼく」が直面する課題の数々。困難に向き合って、成長し、自分の考え方を表現する。作中にちりばめられたことば一つひとつに、多様性のある現代社会での生き方を考えさせられます。
周りの人とうまくいかない、自分らしさって何だろう、と考えたことがある人に特におすすめします。自分の人生の生き方を、この本を通して考えてみてください。ぜひ、ご家族でご一緒に。対話につながる一冊です。
